Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

急性ロストロギア中毒 02話

……なのですが、ちょっと仮更新でお待ちを

そういえば時空管理局さんのラジオが24時間だそうでw
涼香さん、がんばってー(*>ヮ<)ノ


えー、と
日をまたいでの更新となりました(;・ω・)
この上なくシグなのSSであるのに、この前半で、というか2話で心配する人々っていう
昔は構成甘かったんだなぁとしみじみです

※今回の連載SSは手直しはしますが大まかな流れは変えていません

ではではどうぞ~




~そのとき、部隊長室で~


「はやて、どういうこと!」

フェイトが怒りをぶつけていた。
任務を終え、機動六課へと戻ってきた矢先にはやてから直々に連絡が入ったのだ。
なのはのことについて部隊長室へくるように、と。
ややも広い部屋の中で数時間と経たない内に起こった痴情。
そのことについてだ。

「あの、前に提出されたロストロギアがあってな、それがどう見てもネコミミやったんよ。
そんで無害って判断されたから、なのはちゃんに……」
「それでロストロギアが発動した?」

ここまではやてが話すとおおよその話の筋がわかったらしくそれ以上必要ないと言わんばかりに口を挟むフェイト。
その顔は厳しいものから揺るがない。
はやてにぶつけるでもなく、ただただ滾らせている怒りが見えた。

「か、かわいかったんよ……?」

どうにか落ち着かせるように、落ち着くようにフェイトにおどけた笑顔を見せる。
その場しのぎの薄っぺらな笑顔。
こんな卑屈な顔をしたはやてはたった一言で崩されて壊される。
むしろ、それを少し望んでいたはやて自身がいた。

「だからって襲ってもいい?」

フェイトの射ぬいた瞳は冷たく、刺さるように容赦なく、それが望んだことでもいてもたってもいられなかった。
はやての顔からは薄っぺらな笑顔が消え、小さくなってうなだれた。

「……ほんま、ごめん」

はやての全体が小さく見える錯覚に責任という重い二文字がちらつく。
こんなことをした理由には明確な悪意があったわけではなく、ただちょっとしたいたずらのつもりだった。
はやてもたまには幼馴染とバカなことをしたい。
甘えたいだろうし愚痴を言いたくなるときもある。
機動六課を動かしていくために上層部の人間としたくもない会談もある。
ヴォルケンリッターのような家族ではなく、なのはやフェイトのように近しい友人といる時間も大切だ。
フェイトもある程度上に立つ人間、そのことを漠然とだが確実に学んでいる。
だがそれだけに、ため息を吐く。
重く、重く重く自分で自分が嫌になってしまいそうな、それでいてぶつけどころを失ったすべての怒りを込めて。
なのはも、はやても、シグナムもヴィータもシャマルもザフィーラも隊の仲間である前に、友達だ。
怒りをがむしゃらにぶつけてもなんにもならない。
関係が悪くなるなら、ぶつけずに飲み込んでしまうべきだ。
それに、

「……そんなにかわいかったら、私も危なかったかも」

そんな考えが口をつく。
はやてが上目づかいでちらちらとフェイトを伺う今、つぶやいた言葉は少々大きかったようだ。
少し疑われている気がする。

「フェイト、ちゃん……?」

自分でさえ想像で鼻血が出そうで危ないという。
だから本当にそんななのはを目撃していたらと考えると、フェイト自身不安に思う。
だからこれで許そうということだ。

「なのははどこに行ったの?」

最初の説明の仕方からなのはの無事は硬く、不謹慎だが深刻な状況にいないことが想像できたフェイト。
もうこの話を中断するころ合いだ。
しかし、はやては言葉をためらう。
やはり後ろめたい気持ちが払拭されないでいる。

「たぶん、シグナムのとこやと思う」
「え、なんで?」

不意の切り返しにはやての胸のうちが揺らぐ。
言うべきか否かと考えるうち、勝手に口が開いた。
たどたどしい言葉のなりそこない達がこぼれ落ちていく。
はやては内に潜む罪悪感にさいなまれていたが、フェイトの反応はあっけなく、心が少し軽くなるのを感じていた。

「これ以上はいいよ、私はね。けどなのははショックを受けてると思う。だからちゃんと謝ってあげてね」

もう怒られても、絶交されてもおかしくないと覚悟していたはやてにとって、フェイトの穏やかな口調はありがたかった。
はやてはやさしさと厳しさに溢れた言葉に心の中で感謝の言葉を述べていた。

「フェイトちゃん……ぁ」
「そうだ、ネコミミをつけたときのなのはの写真とかないの?」

口をはさんだフェイトは極めてまじめで、顔を見合わせていたら自然とふたりで笑っていた。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://featherjareru.blog79.fc2.com/tb.php/140-2b95366b

«  | ホーム |  »

2017-06

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »

プロフィール

 

風切 羽

Author:風切 羽
あるチャットに出入りしてます
リクエスト受け付けているので是非
ちなみにこのブログはリンクフリーです
ご用の方は
hane.feather☆live.jp
☆を@にメールをどうぞー

 

FC2カウンター

 

 

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

 

 

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

 

QRコード

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。