Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「セクハラ神威の日常」一話後編

えー、一週間ちょい空きってとこですね。

その前に、局ラジですね! ね!

はい、今回はまたあの人の話ですね
できれば今回のは年齢制限したい……15で!

って、別にそんなでも無いんですがねww

ではではどうぞw

「さてと、帰ろっかね~」

神威は今のところ部活に入るということはしていない。
学校も部活に入ることを義務化している訳やないし、別にええやん。というわけである。

「あー、今日りぃ姉おるんかなー…?」

校門に差し掛かり、ふと思い付いた。
それは直感的なもので、ただりぃ姉こと入和凛の音が聞きたいというもの。
たまにはセクハラとも離れるのである。
ふらりと歩き、目の前には入和家。
インターフォンに指を伸ばす。

「カ~ムイさん♪」
「ふおっ!?」

しかし唐突に目の前が真っ暗になりおたおたする神威。

「のぉ~」

じたばたしたりうろうろしてみるが取れない。
ここで人の動きについてひとつ。
人間は立って動くには足を動かす。
では座って動くときはどうするか。シンキングタイムは5行!





そう、体をひねるのだ。
ではもうひとつ……人の顔はどこまで回るでしょう?
早い話が左と右に90度ずつの180度。
そして目を隠されている神威が起こす行動は……
まず顔をそのままに体をひねってうしろにいる相手を押さえる。
そして勢いをつけて目をつぶりながら頭を回す。

「あひゃうっ!?」
「ふっふっふ~、うちをなめたらあかんのや~」

神威はちょっとした優越感に浸りながらゆっくりと目を開いていく。
しかし神威の顔を押さえている手は押さえる形を変えているが離れていないために光が入らない。

「あり?」

ちなみに一方の手は神威の顔にあるが神威の手が押さえているのはもう一人の二つの小さなふくらみ。
神威はその正体に気づいたようで話している内に回してみたり寄せて上げたりしている。

「だ、誰だかっ、ぁぅ、言って、くれるまで、ふあぅ、なしません~……んっ」
「んー、いったい誰やろー」
「ふぁ、んぃぅ~っ」

神威は棒読みで返事をし、手の中のふくらみを手のひらで弄ぶ。
その度にあがる声は幼いながらもがまんしていることで艶っぽさが見える。

「ん、ちょう成長したんかな?」
「ふぁっ、もうダメぇ」

神威が大きさを確認するように柔らかく撫で回すと顔に当てられていた手が離れ、神威の手からもふくらみが離れた。
離れた少女は今までつかまれていたものを隠して顔を赤くしている。

「お、結城ちゃんやったか」
「む~、そうだけど……ずーるーいー」

手をぱたぱたさせながら怒る様子は実に年相応のものである。
この子は入和結城。
ポニーテールの元気な少女。
目的のりぃ姉の妹で今は咲喜中学校に通っている。
身長は神威より低いが肉付きが程よく、さわり心地がいい(神威談)

「まあまあ、つい結城ちゃんの胸がやわらかくてな~」

怒っていたはずの結城が動きを止めて音が聞こえそうなほどみるみる顔を赤くしていく。

「……な、な、何ヲ言ッテルンデス!?」
「うぶやな~」
「悪いですかっ!?」

にやにやと話す神威に固まった結城が大きな声を出す。
だが神威は簡単に距離を詰めて言う。

「いや~? そんなとこがものっそいかわいい~」

ハグのおまけつきである。
結城もまんざらではないらしく赤くなりながらも腕を回している。

「あ、そういやりぃ姉おる?」
「え? うーん、自転車なかったからまだ帰ってはいないみたいですよ」
「そっかあ……」

話をするために二人は一旦離れる。
赤い顔を冷ました結城が簡単に答えると神威は目を宙に泳がせる。

「でもすぐに帰ってくると思うし、中でゲームでもしてませんか?」
「よしゃ、その勝負乗った!」
「いや、ゲームですんでたしかに勝ち負けはありますけど、そんなに張り切らなくても……」

なんともテンションの高い神威に苦笑いである。
しかし次の発言でまた同じ目に遭うのだ。

「え? 結城ちゃんは負けたら脱ぐんやろ?」

それがさも当然と言わんばかりにあっけらかんと言う。
すると結城がさっき冷ました顔にまた熱が上る。

「そ、そんなわけないじゃないですかっ! しかもわたしだけっ!?」

おかしな罰ゲームは結局のところなしになり、結城の部屋へと転がり込むことになった。

「ぁ、ちょっ、それはあかん、待っ、飛ぶ、飛ぶーーーーーっ!」
「ふふ、しっかりキメてあげますよ~」

絶妙な指使いが淀むことなく神威を追い詰めていく。

「あぁ、イったわ~」
「あの、なんか卑猥なんですけど……」

断っておくがちゃんと店頭に置いているいたって普通のゲーム機を使っての健全なゲームである。
ソフトは配管工のひげおじさんや緑色の恐竜やピンクボール、ゴリラなどがステージで相手を吹き飛ばすというものだ。

「ん~、そか? ま、つぎつぎぃ! 今度は負けへん」

キャラクター選択の画面へとうつり、結城が緑色の剣士から超能力少年へと変える。
神威が何に変えようかと迷っていると二人から見て後ろにある扉がゆっくりと開く。

「へ~、かむたん来てたんだ。じゃ、私もやる~っと」
「えっ!?」

突然現れた女性は長めの髪を揺らしながらしまわれていた赤いコントローラーを引っ張り出し、左から3番目の端子に接続した。
とてもまずそうな顔をしているのは結城である。

「おっ、りぃ姉もやるんか、負けられんな~」

今乱入してきたこの人こそりぃ姉こと入和凛。
神威が目的として入和家を訪ねた人物である。
選んだのは配管工のひげおじさんのゲームでよくさらわれるお姫様である。
ひとりだけ決まっていない神威はピンクのおおぐらいに決めた。
そして対戦……

「……強すぎちゃう?」
「~♪」

結果としてみるとりぃの大勝だった。
カブやら傘やらフライパンでぎたぎたであり、攻撃が当たったとしても受身を取って飛んでくれない。
落ちにくいという特性を活かしての縦横無尽の動きが追撃まで繰り出す。
神威と結城で戦線を張るも無残に打ち砕かれた。

「だからやってるときに言ったじゃないですか。無理だって」
「だって、吐き出した星、バットで打ち返せるやん」
「それは神威さんが捕まえられたらの話でしょう」

二人が立てた戦略はピンクボールがお姫様を吸い込み、吐き出すことで星にしてそれを超能力少年がバットで打ち返す。
それが決まれば場外ホームランの画面外吹っ飛びだろう。
だが結城の言うとおり神威の操るピンクボールがお姫様を捕らえられずに早々とノックアウト。結城が奮闘したものの結局はぼこぼこ。手も足も出ないのだった。

「どうする? 次やる?」

どう見ても勝ち目はない。
それを悟った神威は苦笑いを一つ。
すでにほぼ毎日ぼこぼこにされていたと思われる妹、結城も続けるつもりはないようでむすっとしている。

「そう言わずにもう一回くらいやんない? ね? ね?」

当然結城はやる気が無い。
別にやってもいいかな、と思うのは神威ぐらいだ。
だがその神威も当初の目的がある。

「それもええんやけど、りぃ姉の、なんでもいいから聞きたいんやけどな~」
「お? 高いよ~?」

にやりという効果音が付きそうなほど口の端を上げて笑うりぃ。
完璧に取り残されていた結城がゲームの本体を片付けながら神威に口を開く。

「そういえばそんな話でしたね」
「うん、たまに聞きとうなるんよ」
「へー、そうなるとちょっと緊張するわね」

簡単に話を繋げると各々が立ち上がって部屋を出る。
結城の部屋を出てフローリング製の廊下を右に行けば階段。左に行けばりぃの部屋。
一同が廊下を左に移動すると階段の下から声が響いた。
それは結城を呼ぶもので、しぶしぶながらも当人は降りていった。

「ん~、ギターなら二曲に一本、ピアノは三曲に一本でいいよ~」

部屋の中に入って座る二人。
神威は床に、りぃは部屋の奥にある椅子を引っ張り出して。

「はーい、ベースとかドラムならどんな感じですか?」

手をあげて生徒が先生に質問をするようであるが、もちろん神威は授業中に手を挙げたことなんてない。

「ドラムは防音とかあんまり出来てないから無理。それより、ベースだけってのは寂しいからそんときはかむたんがギターね」
「えー、うちもやるん?」
「いやなら別にいいよ」

いやみに聞こえないほどさらっと言う。

「あ、そう? ほんじゃギターのヴォーカル付きで」
「ほう……そんじゃやるかね」

一瞬顔をしかめた凛だったが気を取り直してギターを抱えた。
なめらかな指使いがネックを滑る。
透き通るような濁りのない声。
穏やかだが存在感を示す力のある声。
音が外れることはなく、ギターと一体化しているような響き。
アレンジは最後だけ、しっとりとフェードアウト。オリジナルに沿った丁寧な歌声は聞いているだけできもちいい。
歌に聞き入った神威は酔ったように呆けている。

「ほい、一本よろしく」
「ほぁ?」

ギターを置いて晴れやかに微笑みながら左手を神威に差し出す。それは何かを要求するときの形である。
寝起きのような表情でその手を見る神威。

「ヴォーカル付きだから一曲で」

次に神威はジト目で一瞥すると差し出された左手の前に手をついて口を開く。

「ふぁ~、んむっ」

神威がくわえたのは小指の第一関節あたりまで。
そして指先をつついて迎える。
指はじんわりとした温かさの中で動き、内側を撫でる。

「ん、んむ?」

唇がこすれる感触とその裏を撫でられるのには違和感があるらしく、くすぐったそうに顔を緩ませている。
ゆるく開いた歯の間から舌が出ると裏側を撫でる指を捕まえる。
指は一回、二回と動いて向きを変えると今度は逆に舌を押さえる。

「んぁー!」

口を開いて不服を訴える神威。
それ以上勝手をするんならやってやらへん! という意思表示だ。
それを見たりぃはいたずらっぽい微笑みを浮かべたが押さえていた力を抜いた。

「ふんふん」

すると口を閉じて顔を傾けながら小指の付け根まで口に含んだ。
口の中では舌が指を堪能している。
根本に寄れば寄るほどに、りぃの表情が艶かしいものになる。

「ぁ、あぁぅ……ん、ん~」

ちらりと上を向いて確認した神威は舌を出して小指と薬指の付け根の間を舐める。

「んぅっ」

りぃが体をよじらせると神威は満足そうにつつくようにして舐め続ける。

「あっ、はぁんっ」
「いまのこえもうちはしゅき……」

指を咥えたまま固まる神威。
みるみるうちに顔が赤くなっていく。
反対にりぃは表情をそのままに、口の端を吊り上げてうれしそうに神威に顔を近づける。

「ん? ん? もう一回言ってみて♪」
「……」

無言のまま目をそらして指を咥えている神威だが聞いて欲しくないところをつつかれたためにそれなりの抵抗として甘噛みに変えている。

「ふ~ん、言わない気なのか~♪」

まんざらでもなかったのだろうが噛まれている指を笑顔でくにゃくにゃと踊らせる。

「ふぉあ、わっへ」

躍り続ける指は舌の上をステージとして天井やライトを軽くこするのだ。
だがそんなダンスも足場が悪かった。
ぬるついていたためにバランスを崩し、ステージを落ちてしまう。
奥歯あたりのライトとステージの隙間。
食べ物も滅多に入らない未開の地である。

「いぇひゃぅ!?」

くすぐったさにこらえが効かなくなった神威は反射的に飛び退き、見える面積の少ない壁に頭を打ち付けた。
それも勢いよく、部屋が揺れるほどだった。

「あ、っっった~」

頭の打った箇所を抱えて体育座りで小さくなっている神威。
ゆったりと席を立ったりぃは、散らかってあるといっても過言ではないほど複雑に置いてある楽器の海からタオルを取り出して指を軽く拭きながら神威に近寄る。

「大丈夫?」

口だけで笑いを浮かべるりぃだが目だけは心配そうだ。
うつむいていた顔を上げる神威。

「……そない大丈夫やない」

言葉だけを見れば軽口のように思える言葉だが、目に涙を浮かばせてしおらしい声を出している。
りぃは嘘と言えない嘘を鼻で笑って一蹴すると、神威の頭の後ろで組まれた手を優しくほどいて打った場所を確認する。

「うーん、痛そうに腫れてる……」

触りはしないが見るからにそこだけが腫れている。
りぃは神威の顔をのぞきこんで様子を伺う。

「あっ、いや別に気にせんでいいから」
「痛いんじゃないの?」
「いや、これはただの自爆やしそんなにしてもらうと悪いよ」
「そう……」

神威が治療を断ったのだがりぃは顔をどかそうとしない。
むしろ屈託の無い少女のように満面の笑み、あまりにも明るすぎるそれは逆に怪しさを感じさせる。

「あの…りぃ姉……さん?」

とまどって逃げようとするが後ろはさっき頭を思い切りぶつけた壁。
一度痛い目を見たものに近寄りたく無いというのは心理的に当然なことである。
よって、当然のことながら後ろには逃げられない。それに体育座りではうまく動けない。
神威の頭を壁につけないようにりぃは片手で打った箇所を押さえて勢いよく抱きつく。

「もう、さっきのは反則だ~♪」
「あっ、ちょ、りぃ姉ぇ!?」

自分がする分には何も問題は無いが人からされるのはどうにもだめなようで頬を赤らめて固まっている。

「は、離してや~」
「ダメ~、さっきの顔なんて普段見れないでしょ♪」

よほど気に入ってしまったのか頬ずりまでし始めるりぃ。
もはやされるがままのおもちゃになっている神威は抱えていた膝ごと抱きしめられる形のために身動きも取れないのだ。
どうしようかと悩み始めたとき、ドアが開いて結城が顔を出した。

「あの、すごい音が…って、お姉ちゃん!」

そのお姉ちゃんは現在神威をお楽しみ中であり、がっちりと抱きしめている。
結城は部屋に入ると多少駆け足気味にりぃに近寄ると肩をつかんで離すことを促す。

「ほら、早く離れて」
「や~だ~」
「お姉ちゃん!」

結城が大きな声を出したが慣れたものなのか離れるどころかいっそう強く抱きしめて弁明を図る。

「だってかむたんが上目遣いでだいじょうぶやない、なんてかわいく言うのなんてめったに無いんだよ!? だからもうかわいくてさ~、本当に見せてあげたかったよ♪」
「かわいいなんて言うんはりぃ姉だけや……」

さらに顔を赤らめて恨めしそうに、だがどこかうれしそうに口ごもりながら言う神威だった。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://featherjareru.blog79.fc2.com/tb.php/16-d4063511

«  | ホーム |  »

2017-04

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »

プロフィール

 

風切 羽

Author:風切 羽
あるチャットに出入りしてます
リクエスト受け付けているので是非
ちなみにこのブログはリンクフリーです
ご用の方は
hane.feather☆live.jp
☆を@にメールをどうぞー

 

FC2カウンター

 

 

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

 

 

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

 

QRコード

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。