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11月14日は”なのパ3”ですね!

原稿終わったァァァァァァァ!


や、やった、ぜ……俺、入稿できたんだ……ははっ……




というわけで、新刊の情報をどどんと紹介ですとも!ww

シャマシャマ~

機動六課と共に歩むシャマルさんストーリ~

笑いと涙(?)とほのぼの~とした日常をまとめた1冊!


今回は、シャマルさんめっちゃがんばるよ!

だって主役だもん!


機動六課に配属されて初日、からジェイル・スカリエッティ事件が終わるまで
ちっちゃいヴィヴィオが出てきたりもするしw




続きからにサンプルを載せておきますw

プロローグ

夜も更け、月が高々と昇るミッドチルダ首都、クラナガン郊外のとある一軒家。
「ただいまー……っ、ふはぁ~……」
リビングの扉を開けて、持っていたカバンを横に置いた帰宅人は硬めのソファに体をあずけると一日の疲れをそうするように長く息を吐き出した。よほど疲れているのか目を細めて手の甲を額に当てているものの、口元は満足そうに緩んでいる。
リビングの開け放った扉に再び人影。
その明るい気配に手の甲を傾けて隙間から瞳を覗かせる。
「おかえりなさい、はやてちゃん。どうしたんです、そんなにゆるんじゃって」
やわらかい笑顔を見せているシャマルはパジャマ姿であり、風呂上がりなのか軽く髪が濡れている。問いかけられた言葉に答えないままでいると、首に巻いたタオルで柔らかい髪を揉むように乾かしながらキッチンに入っていき、冷蔵庫の扉を開けて牛乳を取り出した。どことなくはやての脳裏に胸を大きくするには牛乳を飲むとよい、などというフレーズが浮かぶ。眉つばだったはずだが。
「はやてちゃんも飲みます?」
そう言ってコップに注いでいた牛乳を差し出してくるシャマル。はやては、んー、と小さく唸って考えるそぶりを見せた後、飲む、と一言。
シャマルはもうひとつコップを取り出して牛乳を注ぐとはやての目の前、リビングのテーブルに置いた。
受け取った牛乳を一口。仕事終わりに冷たいものというのはやはり何事にも代えがたい。体に染み入るようで生きた心地を実感させてくれる。
あぁ、生きた心地と言えば仕事の関係での収穫もあった。
「聞いて驚いてほしいんやけどな」
「はい?」
口元がほころぶ姿に首をかしげたシャマルだが、はやては誰かに言いたくて仕方なかったのだから、そんなことはお構いなしに目を光らせながらもったいつける。
自分にちゃんとシャマルの目が集まったのを見て、深呼吸。そしていざ口を開くと言う時にコップの牛乳を飲む。多少なりともシャマルが焦れてきたのを見ると、もはや口元が吊りあがるほどに笑っていた。
「なんと、自分の部隊を持てることになったんよ!」
半分ほどになった牛乳がこぼれそうになるのをかまいもせずコップを掲げながら、はやては自分の手柄を見せびらかすようにシャマルと顔を近づけた。
「ほんとですか! いろいろがんばってたみたいでしたし、おめでとうございます」
「ありがとな、みんなが応援してくれたおかげや~。いろいろツテをたどってみたり頼み込んだりしてようやくこぎつけた。まあ今まではただの魔力値が高いだけのお子様みたいに見られてたけど、いろいろ結果も出したから見直されたみたいや」
いつもよりとびきりうれしそうに笑いながら饒舌に話すはやてだが、ふとした疑問がシャマルの胸の奥でうずいた。
「あ、それなら、私たちも一緒にお仕事できるんですよね」
そんな答え予想していたと言わんばかりに胸を張るはやて。
人さし指をぴんと立て、ちっちっちっ、と大げさにリアクションをとる。それだけ気分が舞い上がっているということだ。
「そんな、もちろんやんか~。それにな、他からも優秀なスタッフのみんなに声かけたんよ」
「それならどこの部隊にも負けない程の医療体制が作れますね」
「そや~、もう任し、といて、よ~……」
背もたれに胸をそらして意気揚々と話していたはやてがいきなり具合が悪くなったように苦い顔になっていく。
「~~~…… あんなぁ、シャマルぅ?」
すると、いきなり大きかった態度を一変させてしゃなりとネコ撫で声を上げるはやて。
「実は声かけたことは声かけたんやけどぉ~……、上の方からそないにちっちゃい部隊に手をかけるわけにはいかんて言われてしまってぇ~……うん、言いたいことが伝わってくれたみたいでうれしいわ……」
話を聞いていたシャマルは自然と渋い顔になっていた。
「実働隊とはいえ、端役の部隊には端役なりの人員ってことですか」
あらゆる隊の中で重要視される医療チームだが、実際に本局から派遣される医師というものは限りがあり、実際のところ新設部隊になど新人に毛が生えた程度の医者が常である。そこにシャマルのようなハイレベルな医師、それも魔法の使える医師の投入となれば本局として見たときのコストは高い。
シャマルははやての固有戦力と局から認められてはいるが、本局に勤めている限り個人としても捉えられることになるわけだ。そのために自由が効かないところもある。
「聖王教会やったら聖王様の御心でそういう制限もないんやろうけど、まあ大きい集団にはこういうこともあるんよな。また結果を出したらきっと変わるはずや」
「ごめんなさい、私のせいで……」
「ちゃうよー、シャマルのせいやないから気にしたらあかんよ」
もとから一人や二人なわけやし、と付け加えるはやては慰めているのかまだ愚痴を言い足りないのか。そんなことが逆におかしくてシャマルに笑顔が戻る。
「あ、でもなでもな、デバイス研の方ともちょっとばかし手を繋いだらな、デバイスにかこつけてちょおいい機材そろえてもらったんよ。デバイスを使うのは人やからーって」
すっかりしょげる気もなくしてくすくすと笑っていたシャマルに、はやてはまだ何かあるようで顔を引き締めた。その雰囲気に気づいたシャマルも多少いずまいを正す。
「えー……と、そういう医務系統とはちょっと別にお願いしたいことがあるんやけどな……」
「はい?」
部隊長としてはやての口から不思議そうな顔をしたシャマルに伝えられたのはお願いと言う範疇をはるかに飛び越えるような驚くべき話だった――――



    ※※※



普段二人という少ない人数で医務室を任されている。
治療するという仕事がメインのお仕事、時たまけが人が多く出た時、危険性の高い訓練などが行われる時は呼び出されたりすることもあるが、基本的に患者さんが来るのを待つスタイルで来ないときはそこまで仕事もない。
今、訓練場からの呼び出しにピーノが率先して向かってシャマルひとり、薬品追加の紙面に向き合っていると、
カリカリ
カリカリ
外に通じる扉から小さな音がする。
「あら、今日もきたのかしら?」
あと少しだった書類をやっつけて立ち上がり、棚に隠しておいたキャットフードと少し大きくて深めの皿を引っ張り出す。
シャマルがそうしている間にも外からのカリカリという音は途切れない。
それどころか鳴き声まで聞こえてくる。
「はいはーい、ちょっと待ってね~」
扉を開けるとそこにはネコ。
待ち遠しかったのか目を細めて体を擦り寄せてくる。
もともとこの辺りに住んでいたのかどうかはわからないところだけど、ほどなく多い。
その中でもみんな性格が違っているようでみんながみんな擦り寄ってくるわけではなく、座っていたり寝そべったりとかなり自由気まま。
私がネコたちの真ん中に入っていっても逃げたりしないんだから不思議。
「こら、ストッキング伝線しちゃうから引っかかないの」
にゃあにゃあと待ちきれない子が私の足に前足でちょいちょいと触れようとしている。
精一杯前足を伸ばそうとしている姿はどこかかわいくてしかたない。しゃがんで頭の上を指の腹で撫でてあげると気持ちよさそうに目を細めて身をかがめる。
さすがにこの人懐こいにゃんこ一匹にかまってるわけにもいかず、食べる前の挨拶というわけではないけれどみんなの体を撫でる。やっぱりこのあったかさとちくちくした毛の感覚、たまらないわ。
「ふふ、気持ちいいにゃあ~♪」
「しゃまるせんせー!」
不意打ちについ、体が跳ねあがった。
恥ずかしいところを、誰かに見られちゃったわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
息を止め、沈黙したまま振り返る。
「……っはぁ~」
そこにいた人影に思わずほっとひと息。
そこにいたのはヴィヴィオちゃん。
どうやらこっちの様子が見えているようで目をキラキラさせている。
別に、私が何を言ってても気にしないわよね。
おいでおいでと手で呼ぶと小走りでやって来た。
おっかなびっくりなのか目をキラキラさせている割に体は少し引き気味。そんな雰囲気をネコたちも感じ取ったのか距離をとるようにゆっくり離れていく。
それにヴィヴィオちゃんは興奮気味に追いかけようとするのだが、それを制しながらずっと寝ころんで日向ぼっこをしている子にゆっくり近づいていく。
「あんまりおっきい声出すとビックリしちゃうからやさしく撫でてあげて」
気性の穏やかなこのネコならきっと大丈夫。そう信じてヴィヴィオちゃんの手を持って横になってるおなかを撫でる。
初めての感覚におぉ~と感心しているヴィヴィオちゃん。次第に私の付き添いも必要なくなってひとりでお腹を撫でることに夢中になっている。
その間にキャットフードを皿に盛ると足元でにゃあにゃあと騒ぎ始めるにゃんこたち。
少し驚きながらもその中に皿を置いてあげると、我先にとわしゃわしゃと食べ始める。
その音を聞き付けると、ヴィヴィオちゃんに黙って撫でられていたネコも立ち上がってご飯を食べ始めた。
名残惜しいのかヴィヴィオちゃんが後ろから近づいて撫でようとしているのが目に付いた。
それを後ろから捕まえるとちょっとした問題を出してあげる。
「ご飯のときはあんまり頭は撫でちゃダメなのよ?」
「え、なんで?」
「どうしてか、ちょっと考えてみよっか」
むむむとヴィヴィオが幸せそうにエサを食べるネコ達を眺め始めた。
後ろからだけじゃなくて体を揺らして右、左。
唸りながら考えて、思いついたことがあったのか今度はこちらをじっと見上げてくる。
「ねこさんが、食べられなくなる……?」
「うん、そうね。だからゆっくり食べさせてあげようね」
そんな答えを返してあげると「わかった!」と意気込んで猫たちのご飯風景を眺め始めた。
あんなにちっちゃいのにやさしいヴィヴィヴぉちゃんになんとなくほんわかとしてしまっていた。瞬間、シャマルの広げたセンサーに魔力反応がキャッチされる。
ほんとに、無粋ねぇ。
「ヴィヴィオちゃん、ちょっとここにいてね」
医務室の中に入って再び魔力反応を確認すると、驚きと共に戦慄を覚えた。
「そんな、この数……」
感じる魔力の数が爆発的に増えている。
これは手に終えない。
瞬間的に判断してはやてとの緊急回線にコールをかける。


      ※※※


バリアジャケット越しだったのに衝撃は体の芯まで到達していて全体に痺れが走っている。
指一本動かすのも、呼吸をするのもつらい。
出会いがしらにこんな大ダメージ、冗談じゃないわ。
「やぁだぁぁぁぁぁ!」
「ヴィヴィオちゃん、危ないから出ちゃダメ」
聞こえてきたのはヴィヴィオちゃんのわめく声。ピーノさんの気を付けるように言う声も聞こえてくる。
早く逃げて。
そう願ったのに、事態は最悪をたどった。
わめくヴィヴィオちゃんが医務室から出てきて、あのガジェットの前に躍り出る。
続いてピーノさん。彼女はガジェットにも気付いたようでヴィヴィオちゃんを追いすがる。
Ⅲ型の太く、機械的に固そうな食堂の机ほどに大きな腕がゆっくりと振り上げられた。
「……っ、逃げて!」
「シャマルせんせー!」
ありったけの大声で叫んだつもりが呼び寄せるきっかけになってしまった。
泣きそうな顔だったヴィヴィオちゃんがこっちを向いてうれしそうに走ってくる。
ガジェットの腕が降り下ろされ、太く、分厚い凶悪な腕がヴィヴィオちゃんに向かっていく。
床を突き破り、壁を紙のように容易く破壊した腕には人なんて壊すことなど容易いこと。ピーノさんがヴィヴィオちゃんに覆いかぶさるがきっと焼け石に水、意味など持たないだろう。
かよわく、小さな女の子が、一方的に殺される。
何も知らずに、ただ機械的に!
戦力の分散で弱ったところを狙うのは定石かもしれない。
だけど、あんなに小さな民間人の女の子を巻き込んでいいわけがない。
そんな力の理不尽が許されていいわけがない。
絶対に、守る!
「クラールヴィント!」
痺れる腕を無理矢理前に突きだし、魔力を乗せたデバイスが一直線に宙を駆ける。
降り下ろされる腕に刺突。
魔力を帯びたクラールヴィントの鋭く伸びた先端が金属の分厚い腕を甲高い音をたてながらかきわけて貫いていく。
その勢いは、奥にある機械の瞳に突き刺さるまで止まらない。
動きの鈍くなった腕をとどめる為、もう一方の手も付きだして天井に打ち付ける。
腕が動かなくなったことを理解したガジェットは、瞬時にさっき放ったレーザーの第二射を撃ちだした。
その直射上には機械の目を狙うクラールヴィント。
ふたつの魔力がぶつかりあい、周りに衝撃波が飛ぶ。







サンプルなのでここまで(・ω・)

気になる人は、その気持ちに正直になって!w

ではでは、既刊もそれなりにお持ちしてなのパでお待ちしていますw
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コメント

お疲れさまでした

なのパお疲れ様でした
新刊のほうなのですが痛くはあるんでしょうか?

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