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ヴィヴィ×かむと見せかけて


今回は携帯からの更新です。
初めてなんでちょっと緊張気味です。

今回は 一応 リリカルなのはです。
ヴィヴィオ出てるし……うん。
舞台を「セクハラ神威~」に合わせた感じになってます。


ではどうぞ~



「神威先輩、ちょっと目をつむってくれますか」

ヴィヴィオからの突然のお願い。
ギターをいじっていたうちの座ってるとこで突然だ。 放課後、吹奏楽の連中が練習時間を終えて帰路に着く中、うちはギターを持って音楽室にお邪魔している。
なぜなら部活でギターを使うとこがないし、家で練習もできるけど雰囲気とか音響設備が段違いだ。
それにいつもこの時間になると決まって現れるのは彼女。
白く輝く金砂の髪に赤と緑のオッドアイ、それに負けないほどまぶしい笑顔を放っているヴィヴィオ。
まだ彼女は中等部だがこのときばかりは高等部にもぐりこんでくる。
初めて来たときからいつも楽器をさわるでもなく、飽きることもなくうちの前でじっと聞いている。
そして練習が終わるとそれなりの時間になっているので彼女と一緒に帰るのだ。
そのときの彼女は夕闇が訪れているというのにまぶしい。
そんな流れが自然にできていた。
だが練習の途中に突然のお願い。
明るく快活で、冗談も言えないくらいまっすぐな彼女。
別に疑っているわけではない。
ただ驚いた。

「ん? なにするんや?」

だからこんな言葉が口をついたし、うまく笑顔を作れたかも不安に思う。
いつも彼女はまぶしいからうちの笑顔なんて霞んでるかもしれん。
だけどいつもにこにこしてる太陽のような彼女もこのときばかりは顔を曇らせてしまった。
そのすきまから見えるのは太陽と争う北風。

「いいからぁ!」

まっすぐに聞けば必ず答えてくれる彼女だけにこの強引な答えは予想できなかった。
少し疑う気持ちもある。
だけど彼女がこうまでする理由も知りたい。
だから何も言わず、抱えていたギターを置いて静かに目を閉じた。
何の音もしないおかしな間。
ヴィヴィオは満足そうにうなずいているのだろうか。
それとも何か道具の準備をしているのだろうか。
何も持ってなかったし、取りに行っているのかもしれない。
いや、足音もしないからそれはないかな。
でも何も言ってくれないし、いつまでこのままでいればいいんだろう。

「なぁ、ヴィヴィ。うち、いつ……」

言葉の途中にもかかわらず口が動かなくなった。
途端に作りたてのパンのように柔らかい感触。
そしてまだ咲くには早い花が待ちきれずに漂わせる香りが鼻をくすぐる。
じんわりと伝わる温かさ。
抱き締められる温かさよりも部分的。
だけどいちばん伝わってくる場所。
そんなところに彼女は、ヴィヴィは……

「……っ、ぷぁ」

どれくらいの間だっただろうか。
呼吸の仕方なんて忘れてしまったみたいだ。
うまく息が吸えない。

「えへへ、神威先輩にキスしちゃった」
「な、ヴィ、ヴィヴィ……?」

無邪気に笑うヴィヴィオだがいつもと違う。顔を赤くして照れている。それがなんとなくうちの知ってるヴィヴィオと違って蠱惑的に見えてしまう。
ダメだ。息が止まりっぱなしだ。
そんなこちらの思惑を知ってか知らずか彼女はうちの足を少し開かせるとその間に膝立ちで見下ろすように顔を覗く。

「どうしたんですか、遊びましょう神威先輩♪」

やわらかくて甘い匂いがよく香る。
明るい笑顔。
けどどこか挑むような目。
今、イタズラされた。
どんな?
そのイタズラはキス。
誰が誰に?
ヴィヴィがうちに。
とするとなんか違う。
そう。うちは彼女を見ていた。
彼女はこんなに攻める?
うんにゃ~、それは違うわーもし違っとったとしてもこれならうちがどうこうしたい。
それなら……

「ヴィ~ヴィ」
「あっ、わっ、わっ」

抱えた彼女はずいぶん軽い。
まるで綿みたいに。
そのまま何歩か進んで机に下ろす。
いきなりのことにきょとんと目を丸くした彼女。

「うちにどうこうするなんてまだまだ早い」

今度は逆に上から見下ろして言う。
言い方からしてしょげてしまうかもしれない。

「ぅ、は、早くなんてないです」

そんな心配は要らなかったようだ。
むしろひるまないようにとさっきよりも眼光は強い。
ムキになるとはなんだかちょっと生意気だ。イタズラしてあげちゃおう。

「そか。そんなら……」

イジワルなことをしてるのにちょっとやさしい気持ちになったのはなんでだろう。
いや、そんなことどうでもいいか…帰り、遅くなんないようにしないとね……
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