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ちだまりSA山2についてー

広告が出ちゃうくらい放置しちゃってすみません

風切 羽です。
まだまだ修羅場なうです

えー、ちだまりのほうは終わってるんです、はい

そんなわけで新刊告知ー!わーわー、ぱふ~……(´-_-)~
はい、がんばるので新刊告知頑張っていきます! お付き合いください!

はい、ドン!

ちっちゃいけど、おおきいサイズ

タイトル:魔法少女の忘れた願い[上]
ページ:198ページ(!!
サイズ:文庫
価格:700円!
2011年7月24日(日)
東京都:大田区産業プラザPiO1F大展示ホール で 頒布!(ちだまりSA山2)

どどどどどどどどどどどどどど、どーした!

と、思った人いますか―?
いてくれたらボクはうれしいですー(^ヮ^)

えー、まずボクとしては尋常じゃないページ数です。
そしてなぜ200に到達させなかった、と
そして、タイトル、上!?

あとは挿絵があの人じゃないかって言うね!

おわかりでしょう、ええ、そりゃあもうこの方からのリンクで飛んで来ていただいた人もいるでしょうw
あ、あの方からのリンクもあるんだよね、そっちは、もうちょっと待ってください(´・ヮ・`)

ええ、テンションを上げていきましょうか!

今回の挿絵、カバー、表紙の方は!

八屋神八さん ですっ!

いつもお世話になってる八屋の神八さんです。

そう、八屋の神八さんです。

梅酒? いや、焼酎、な八屋の神八さんです。

かわいい絵を描いていながらも、鬼帝だったり恐怖にふるえるぽむぽむ○りんを描いてたりする神八さんですね。
はい、pixivでのはっちゃけっぷり、見てます!

かの人、普通の等身もかっこよく描けるのよねぇ
あぁいう風になんでも対応できるのってすごいですよねぇ(´=ヮ=)←うらやましい目

さて、そろそろ、中の挿絵がどんなのが描かれたって気になってくるころじゃないですか―?




そうじゃないですかー?




そうですよねー?




それじゃ、いってみよう!














はい、すみません、ちょっと新刊発売のうれしさにね、テンションが上がっちゃったのです(テヘペロ←

まあ、言うなればやわらかいのと、切れるみたいなあやうさと、余裕と、切迫した雰囲気、ですね。

続きからちょっとくらい、サンプルが載ってるかもですよ……?w

ではではみなさま、ちだまりSA山2ではわたしはいないのですが、新刊だけは届きます。
それはどこか!

そう、「り21」八屋 さんのところに!

それでは、みなさんお手にとっていただければと思います。

ではでは

整然と並んだ誰もいない学校の玄関で靴を履き替え、静かな廊下に自分だけの足音。
教室の扉を開けると、誰もいないせいか水面のように静かでおだやかな雰囲気。
いつもいる人がいないというだけで、ずいぶんと印象は変わってしまう。あと四、五〇分もすればみんなが登校してきてにぎやかになるだろうけど、今だけは凪いでいる海のよう。それもまだ夜が明けて間もない海のようにこころよい。
静かでありながら圧迫感のない雰囲気を感じながらカバンを自分の机の横に下げる。
それからもはや毎朝の習慣となってしまった黒板の掃除と花瓶の水替え。
水道口に行って花瓶の水を取り替えて教室の先生の机に置き直す。
すると、静寂を壊すように誰かが小走りに駆けてきた。

「ほむら、いる!」

誰もいない教室に顔見知りの大声が響く。
目が点になったが、かろうじて、ええ、と控えめに返す。

「よかった。ちょっと今日の宿題見せてくんない、なんかわかんないところだらけでさぁ~」

彼女は美樹さやか。
うっすらと汗をかいているのは走ってきた余韻だろう。
勉強が苦手な彼女はよく宿題がわからないときにこうして早く学校にくる習慣がある。わからないというのは、ニュアンスが少し違うのだけれど。

「まだ時間があるから、もう少し頑張ってみたらどうかしら」
「えぇー」
「私も手伝うから」
「見せてくれたらパパ―っと終わるのにぃ」
「自分で考えて解かないと頭に入らないわ、だから――」
「わかった、わかったってば」

ほんとそういうところは頑固なんだから、とさやかが一言おまけに付ける。

「何か、言ったかしら……?」

温厚を自負する私でも、今の発言には引っかかるところがあった。
笑顔を崩さないように心がけて、感情をにじませるように表情に乗せる。
それを見たさやかは毎度のこと、後ずさる。

「なんでもありましぇーん」
「なら、早く宿題のノートを出しなさい」

ふぁ~い、と気のない返事。むしろ乗り気じゃない感じ。
こういうときはおそらく――

「やってきてないわね?」

やはりただわからないというわけではなかった。

「いや、ちがうんだってば」

ほら、と淡い緑のかわいいノートを開いて問題を数問解いたことを示してくる。
けれど、私のいぶかしんだ表情は崩されない。
にらめっこをしているとバツが悪そうにじわじわとさやかの視線はあさっての方向へ。

「静かだと、なんか落ち着かなくって、ちょっとCDかけたの。あたしが好きなSCADのやつ。そしたら、なんかそっちを集中して聞いてからやろうかなって思いはじめてね。それで一曲聞いたらやろうって思ってたんだけど、アルバムだといい曲多いじゃん? だから、次に次にっていくうちに、ね、ほら……」

ここまで説明されれば、もはやなんとなく予想がつく。
早く学校に来て教えを乞おうとするときはいつもこう。

「また寝てしまったのね」

ため息が漏れる。
あはは、と苦笑を浮かべるさやかだけれど、本当に反省しているかは怪しいもの。
仕方ない……。
自分の席へ戻ってかばんからご所望のノートを持ってくる。

「見せてくれるの!」
「私、努力しない人は嫌いよ?」

さやかの顔が引きつる。

「あなたは何を聞いていたのかしら。見せてあげる、じゃなくて手伝ってあげると言ったのよ」
「ですよねー……」
「それじゃ、はじめましょうか」

配給されたかわいさのかけらもないノートを開いて先生のように振る舞ってみる。するとさやかも観念したらしく、不承不承といった様子でペンケースを取り出した。
もちろん宿題を自分で解くことにはさっきあげたとおり、頭に入れるのを助ける効果がある。けれど、実際はそんなことは二の次で、ごちゃごちゃと意見をぶつけながらさやかに勉強を教えてあげている時間が無性に楽しかった。

「おはようございます。あら、さやかさんは今日もほむらさんに宿題を教えていただいているのですね」

話しかけられて時計を見ると、それなりに時間がたっていたらしい。
いつの間にか教室に入ってきた仁美の声だ。

「仁美、おはよう」
「おはよー」

さやかからは気のない声。
それだけ宿題に集中しているということ。いい傾向でうれしい。
いつもなら仁美の発言に聞き耳を立てて自分に都合の悪い言葉を聞き逃さないようにしているからここまで一生懸命な姿を見るのは珍しい。きっといつもの調子なら『今日も』と言った辺りに反感を覚えていただろう。

「がんばっていらっしゃるのかしら?」

さやかの机に寄ってきた仁美が小首をかしげる。

「ええ、もう少しで半分といったところね」
「そうなんですか。たしか今回の宿題、難しかったですよね」
「難しいというよりはややこしいものが多かったように思うわ」
「ええ、途中の式で計算ミスをしているところが私もありまして、見直してみてよかったです」
「あら、仁美が計算ミスなんて珍しいわね」
「私もご一緒させていただいてもいいかしら。なんだかもう一度確認したくなってきました」
「いいわ、私のでよければ確認しましょう」

さやかを置いてきぼりにするわけではないけれど、それくらいなら片手間でもできるし、もし間違ったことを教えているなら早めに修正した方がいい。

「うぅ、なんなんだ、あんたたちふたりして。さやかちゃんへの当てつけか!」

さすがに集中力が切れてしまったようだ。
けれど、さやかにしては上々で、とりかかっていた問題を終わらせてから顔を上げていた。
まだ問題は残っているけれど少し、ほほえましい気分になる。

「あら、やってこないあなたが悪いんでしょう」
「さやかさん、もうひとがんばりですよ」
「むぐぐ、この上流階級め~。あたしだってこんなのすぐに終わらせてやるんだから!」

気合の声と共にがりがりと素早くノートの上をシャーペンが走る。
それを見て、仁美は自分の机にかばんをかけるとノートを取り出し、なるべく音を立てないようにして静かに戻ってきた。
こんなに騒がしい朝だけど、なんだか今日もいい日になる気がした。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



説明をしている時間すら惜しい。
別れた十字路まで走ると、信号が変わる瞬間。
間にあうと判断して思い切り走って渡る。そのまま仁美が向かった方へ。
途中、ドラム缶でも勢いよく倒れたような高い音が路地裏から聞こえた。
迷わずその方向へと方向転換。
細い路地には倒れたドラム缶。
エアコンの吸気タービン。
息を切らしながら奥にたどり着いて足を止める。
壁に縦横無尽に走り回っているパイプダクトが異様に見える。
ドラマのワンシーンでも使われそうな、行き止まりには思えない広さの行き止まり。
ただ違うのは、そこにテレビのタレントではなく、友達が倒れていることだった。

「そんな……仁美、ひとみっ!」

気が抜けたまま、すばやく駆け寄る。
汚い地面に膝を付けて仁美を抱きあげると、首の後ろには噛まれたような四つの傷跡。
これは、まさか……。
そう思った瞬間に背筋を凍りついた手が触れた。

「っ……!?」

声も出せずに突き飛ばされる。
仁美さえ巻き込んで無様に仰向けに倒れ込むと、異質な何かが体の上に乗り上げてきたことに気がついた。
全身が総毛立つ感覚がのしかかられている場所から広がっていく。
投げ出されたままの手が押さえつけられて、ようやく抵抗することを思い出した。
だが、細い腕がつぶされそうなくらいに上から押さえつけられていれば、逃げることが無理なことはわかる。
でも、そうせずにはいられない。
怖気が走る。
見動きも取れず、なおかつそれが自分の上にいるのだ。
恐怖心を覚えないわけがない。
だが、理由はそれだけではなかった。
人としての気配がしないのだ。
生きている気配がしない。
ただ、そこにあるだけの抽象的すぎる存在。
少しでも気を抜けば自分も人でない段階へと入りこんでしまうような、自分が吸い取られてしまうような、飲み込まれていくような恐怖。

「ひぃ……、っ、やっ……ぁ!」

近づいてくる影にうまく声も出ない。
こんなのは嫌だと、泣きたくなってくる。
視界の端にかばんをふたつ持ったさやかが映る。
助けて、たすけて!
そう願うがさやかのい顔がひどく歪んで、足がすくんでいることに気付いた。
自分という存在はこのまま殺されてしまうんだ。
直感的に感じたその時。

「ティロ・フィナーレ!」

その声と共に飛来した何かが体の上の大きな物体を貫く。
瞬間、ワタシを殺そうとしていた目の前のモノが殺された。
光となって霧散した姿をどうしてそう思ったかはわからない。
ただ、私にはそれがきれいに見えるものの、心では全くの逆。醜ささえ覚えた。
それがすべて消えると、黒いひし形の結晶が残っている。

「あなた、大丈夫?」

突然現れた誰かの姿に、倒れたまま距離をとろうと地面に向かって手を突く。

「逃げないで、あなたを助けたのは私だから」
「……え?」

一瞬、意味がわからなかった。
だが、それが浸透してくるといろいろな違和感に気づく。
短いのにふわふわとしたスカート、その色は少しオレンジがかったイエロー。頭の平らなぼうしをかぶり、白い羽根をあしらって。リボンやふわふわとした形状の多いかわいい服。いや、これはもはや衣装。
なんて声をかければいいのか戸惑ってしまうが、お礼よりも先にこんな言葉が出た。
“あなたは、だれ?”
この質問に、彼女は肩に乗せた白いぬいぐるみのようないきものにひとつほほ笑むと、こう答えた。

「魔法少女よ」

やわらかくほほ笑んだその顔が、どこか懐かしく、苦しく思えてしまうと、その印象を閉じるように意識を手放した。
魔法少女という言葉を刻んで。

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