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っていうふたりがみたい

というタイトルのハッシュタグを勝手に作ってツイッターに流していたものです。
(加筆修正してます)

それを使って今回は更新とさせていただきたいなぁ、なんて。

ちなみにふたりしかでてません。他の子はまた今度。

あ、あと二人称がうまくいってないかもしれないのですが、正しいのがこれだよってわかってる方は親切してみてくれてもいいんですよ|´・ω・)チラ

~追記~
07/08付けの時空管理局 様の記事で今回のSSが捕捉されました!
王サマかっこいい(笑)と言っていただけましてありがとうございますです。

連日続く雨。
それは彼女たちの住む家においても例外なく海鳴特有のじめじめとした暑さを引き出していた。

「おい、シュテル」
「どうしました?」
「この雨をなんとかせい。うっとうしくてかなわん」

ソファの背もたれにしなだれる王サマ、ディアーチェ。

「おや、王ともあろう方が音をあげてしまうとは」
「うーるーさーいー。汝は理のマテリアルであろうが」
「では……殲滅してきましょうか」
「おいぃぃぃ!?」

殲滅者、シュテルの手の内でカチャリと音を立てるデバイス、ルシフェリオン。

「たわけぇ! 無知蒙昧もほどほどにせんかぁ!」
「お気に召しませんか」

少しばかり残念なように眉をひそめる星光の殲滅者。

「あたりまえだ。汝の砲撃の熱量で雲を消し飛ばそうとでも言うのだろうが、そんなことをすれば蒸し暑いを通り越してこの一帯が焼け野原になるわ!」
「……」

このとき、シュテルの脳裏では、割と本気で考えているのですね、と妙なツッコミが走っていた。

「汝に付き合っていたら余計に暑くなったわ、もうよい」

機嫌を損ねてしまったのかソファに座りなおしてふんぞり返る王サマ。

「……王」
「あー……、あつい」
「王」
「……」
「王」
「なんだというのだ!」

がなりながら振り向いた王サマ。
しかしシュテルがいつの間にやら手のひらに用意していたものを見ると勢いを止めた。

「こちらを」
「ほう……和菓子?」 ‪
「川を眺めるかのような清涼感の高い水色、底で揺れる水草を表した緑、さらには繊細な装飾が王にふさわしいかと思いまして買っておきました」

恭しく頭を下げ、献上するかのように和菓子を見せる姿はさすがに手慣れたところがある。
理のマテリアルらしいしずしずとした丁寧な所作だ。

「ふむ……まぁ、なかなかだな」
「和菓子には――」

なにか言葉を待つように王であるディアーチェに視線を向ける。

「……熱いお茶だな」

観念したようにつぶやいた王サマ。
趣きというものを理解するうえで外せないところがある。
こういった興をもたなければ王の下に民は集まらず、理解のある王であるディアーチェがシュテルの王なのである。

「ふふっ、すぐにお持ちいたしましょう」 ‪

たまのわがままも王の趣き。
頼ってくれることが臣下への信頼。
そのすべてを理解してシュテルはほほ笑む。
たくさんのわがままが自分に降ってくることを期待して。
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