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新年親戚回りマテリアル その1

どうも、どうもどうも(ふたごのあれ

どうも、死語ではじまりました本日の更新です。

では新年の親戚回りにいそしもうとするマテリアルのSSですー 「ふんふふーん。なんだかお正月っておいしいものばっかり食べられてうれしいなぁ」

元旦から何日か過ぎたお正月。
レヴィが鼻歌を歌いながら食べ終わったお皿を洗い場にもっていく。
実にほほえましい光景。
それはそれとして――

「レヴィ、食べてばかりではいけません。親戚の方にあいさつへ行くというのもお正月の恒例行事なのですから」
「えー、そんな面倒なのヤダよー」

間髪いれずにレヴィが親戚回りに反対という色を出す。
けれどそれでも行かなければならないのが恒例行事というものです。
なにせ恒例なのですから行かないわけにはいかないでしょう。

「いいですかレヴィ。親戚の方へのあいさつは昨年中にお世話になったお礼と、そして今年も改めて互いにお世話になることをお願いに行く場なのです」
「ふーん。でもボク、あんまりお世話になったって覚えがないなぁ」

さすがにそれはないだろう。
前に3軒隣の奥さんから棒付きキャンディをもらっていたことがあった。
同様のことが曲がり角を曲がって何件か隣の奥さん、さらにスーパーであった奥さんからと、結構やらかしている。
簡単に何件も思い出せる事例があるのに、憶えていないとは――いやはや恐れ入ります。

「貴方、それはただ忘れているだけじゃありませんか……?」
「んー……?」

困り顔のレヴィ。おそらくもらいすぎて日常と化しているのでしょう。
受けた恩と施した恩はどちらがおおきく人の心に残るのか、そんなことを思い出しました。

「ん、そこらへんにしておけシュテル」
「王……」
「見ろ、煙を上げておる」

言われたまま目を向けると、たしかに硬直して微動だにしないレヴィの顔があった。

「おそらく、お世話になるというのを少し勘違いしているのだろう。レヴィ」
「うん?」
「お菓子をもらった覚えはあるか?」
「うん、おぼえてるよ。となりのとなりのもいっことなりのおばさんと、向かいのおばさんと、スーパーのおにいちゃんと、うーん、いろんな人にもらった気がする」

な、と目で合図を送ってくる王サマにこちらも無言で首肯。

「そういうのもお世話になったというのですよ」
「なんだー、それならそうだって言ってよー」

この子は……ほんとに……ええ、力の子でした。

「よし、それではゆくぞ」

王が先立って歩いていく。

「ん、王サマどこ行くのー?」

それを追ってレヴィ。

「そんなもの、決まっておるだろう」

手の中にデバイスを握った王の姿。
ああ、なるほど。

「そうですね、我々の親戚といえば――」




つづく
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