Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

つくもカップルバレンタイン 前

どうも
さて、ここでひとつ最初に言うだけ言っておきたい
なぜマウスが動かない……orz

やりたいことができない辛さ……ちくせう(ノд;)

さて、気を取り直しまして。

今回は、このサイトの推奨する9×19、通称つくもですw

はい

もちろん時期が時期なネタです

追記:おまけつけてみました

ではどうぞー



冬も終盤、だっていうのに寒さがまだ辛い今日この頃。
放課後になっちゃったけど目を通すべき書類をこなしていく。
別に要らないと思うんだよね、痛み止めのモルヒネなんて。 ここは小学校なんだからこんな勧誘もらったって買うわけないじゃない。
生徒諸君が間違って吸っちゃったりしたら危ないんだから。
これはなし、と。
包帯にカットバン、消毒液が必要で、あとは眼帯がなくなりそうだったような……
ポッキィをくわえて確認のために席を立つ。生徒が来たときの症状やらを書くプリントを置いた棚に近づいてポリポリ。
その棚には簡単な救急セットくらいの物が入ってるんだ。
それにしても上のプリントはあんまり人も来ないから減らないね。
まあ、よく来るのはなのはちゃんくらいだし。

「それにしても……」

壁掛けの日めくりカレンダーに目をやってみるけど、何回見ても日付は変わらないんだよね。
2月13日

「はぁ……」

やだなぁ。
明日、バレンタインだし……
チョコあげる男の人なんていないよ……うぅ、なんだろうこの敗北感。
いいもん、この時ばっかりは新商品が多く出るんだから。
今食べてるこのポッキィだって何層かにホワイトチョコを塗った太めのポッキィにライン状のイチゴチョコで包んでいくっていう豪華な仕様なんだよっ!
ポッキィシリーズが好きな私にはうれしいばっかりだね♪
……誰かな、今寂しい人だとか思っちゃったのは。
保健室に普通はないけど、個人的にメスくらいなら持ってるんだからね?
先生怒らないから、正直に手を挙げてみなさい。

「あれ……?」

今、廊下に誰かいたような?
ちょっとしか見えなかったけど、ちらちらっと扉に手をかけてこっちを見てたような……

「だ~れですかっ?」

こんな時間にいったい誰が来たのかな?
遊んでてケガしちゃったのかな?
体調悪くしちゃったのかな?

「あれっ、なのはちゃん。どうしたの?」

なのはちゃんだった。
隠れるように壁に張り付いていてなんだかかわいい。
だけど、表情が暗いのはなんでかな……
ちらっとこっちを見る頬は赤く染まっている。
まずい、ちょっとつつきたいかも。

「……あの」
「っ、っっっはい」

あ、危ない。
気づかれたかと思った。
引き返せてよかったぁ……
言葉に続けてなのはちゃんがこっちに向き直る。

「フェイト先生っ、これっ!」

後ろに隠して持っていた何かを両手で勢いよく差し出してくるなのはちゃん。
手のひらよりも少し大きいくらいのそれは、和紙のように少し透ける淡いピンクの包装紙に包まれている。
顔を赤くしたまんまで上目遣いにこっちをちらちら。
か、かわいい……!

「も、もらっていいの!?」

恥ずかしそうに小さくうなずくなのはちゃん。
あぁ、ここに天使がいらっしゃる……
かわいい、かわいすぎる……
抱き締めてなでなでしたい。
落ち着こう、ちょっと落ち着こう、うん。
大丈夫、私は落ち着いてる……よし。
小さな手から少し大きな包みを受けとる。

「ありがとう」

感謝にうちひしがれてそう言うと、手を縮めてくすぐったそうに微笑んでくれた。
このかわいさは、抜群に輝いてるね。ダントツ。さいっこう!

「あのね、明日休みだから、フェイト先生に会えないと思ってお母さんに教えてもらいながら作ったの」

あぁ、もうっ、いじらしいよぅ。
どうすればいいのかな、私はいったいこのいじらしくてかわいくてキュンとさせてくれる子をどうすればっ!
あ、手……

「どうしたの、これ」

慌てて隠そうとしたってダメ。
プレゼントを白衣のポケットに入れてカットバンが巻かれた指をまじまじと見る。

「ちょっと、やけどしちゃって……」
「もう、これじゃダメだよ。ちょっとこっちに来て」

もう、つやつやできれいでちっちゃな手に跡が残っちゃうよ。
適切な処置をしなくちゃ!
まずはカットバンをゆっくりはがして水で冷やす。
遅いかもしれないけどやるだけやろう。
ゆっくり時間をかけて。
さらさらと水が流れる音だけが響いてる。

「あの、フェイト先生……」

そういえばなのはちゃんがくれたのってなんだったんだろう。
きれいにラッピングされてたけど……

「そろそろ、寒い……」
「あっ、ごめんね」

手を引いてタオルで手を拭いてあげる。
ごめんね、こんなに冷たくしちゃって。
あとは軟膏を塗って薄いガーゼをして包帯を巻く。
やさしく、ちゃんとキツくなく緩くもなくね。

「あの、ありがとうございます」
「ううん、気にしないで。私が勝手にやったことだから」

なんだか、変な空気になっちゃったなぁ……
なんとなく手のやり場がなくてポケットにしまう。

「……なのはちゃん、あのプレゼント開けてみていいかな?」
「あ……どうぞ」

なんだか他人行儀なのが寂しいよ、なのはちゃん。
モールのリボンをほどいて包みを開く。
まるっこいハートのチョコがふたつ。
ちらっとなのはちゃんに目を向けるとパッと目をそらされちゃった。
だけど、なんだかそんなに寂しくない。

「食べてみてもいい?」

顔を真っ赤にしてうなずいてくれる。
なんだか、おかしくて笑っちゃう。
チョコをひとつ口に入れると甘いながらもちょっと違う感じの甘さが……ああ、ウイスキーボンボンか。
……お母さんに教えてもらいながらって、これはレベル高すぎじゃない?
私、作れないよ?

「あの、どう、でしょう……?」
「えっ!? これ、すごく美味しい。好きだよ。こういうの」

ヤバい。なんか今単語の羅列だった気がする。

「あっ、だからね、その甘くて。ん、それは当然。じゃなくて、何て言うんだろう」

どうにも言葉が出てこない。
こんなにしゃべるの苦手だったかな!?

「ふふ、あははは、大丈夫です。そう言ってもらえてうれしいです」
「あ、うぅ~……」

フォローされてしまった。
なんとできた子なんでしょうか。
いいや。笑ってる顔がかわいいから。
だから……

「あ、あの……」
「私からもバレンタイン」

椅子から抱き上げてぎゅって膝にのせて抱き締めてあげる。
小さな体を包むのって、なんかきもちいい。
柔らかくてあったかい。
ツインテールの先もさらさらで「すく」ってことが癖になりそう。

「ん、んー……」

いつのまにか体を預けてくれてる。
この子の重さが私の上にある。
何て言うんだろう、きもちいいっていうよりもうれしい、かな。

「一緒に食べよ?」
「うん」

なのはちゃんの口にチョコを運ぶ。
ぱくり、と指ごと食べられる。
口の中がくすぐったい。
くすくすと笑うところを見るとわざとだろうか。
笑ってくしゃくしゃと撫でてあげよう。
こんなちょっぴり早いバレンタイン。
私はとっても甘いチョコをもらっちゃいました。





おまけー


途中のワンカットを描いてみたから載せてみるー

2009021318490001.jpg
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://featherjareru.blog79.fc2.com/tb.php/24-5c0bc077

«  | ホーム |  »

2017-06

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »

プロフィール

 

風切 羽

Author:風切 羽
あるチャットに出入りしてます
リクエスト受け付けているので是非
ちなみにこのブログはリンクフリーです
ご用の方は
hane.feather☆live.jp
☆を@にメールをどうぞー

 

FC2カウンター

 

 

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

 

 

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

 

QRコード

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。