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ピロートーク3

どうも、6日目~っと
そろそろ何回って言うのもおっくうになってきt(ry

今回はピロートークに戻ってみます。

と思ったんですが、ちょっと時間が足りなくて前後編に!?
ごめんなさい、まだキャロ出ません。
それどころかベッドにすら……いや、一応ベッドは出ます。
それに代わりの人は出るんですけどね……

こんな代わり、いやだ……orz

正直に言えば女の人が出てこない……
こんな珍しいこと、あるんだなぁ
こんなのいやだという人は明日の更新を待ってください、ごめんなさい
けどたまにはこんなのもいいと思います(どっちだ


では、どうぞ

[エリオとキャロの場合]

ふたりが機動六課に配属されて数日が経った。
それぞれにデバイスを与えられ、訓練をして心身を鍛えつつ与えられたデバイスのデータを取っている毎日だ。
近頃の生活はふたりにとって今までになく充実している日々となっていた。
自分たちの仲間と言える人がそばにいる安心感があったからだ。
そんな中、いつものように訓練が終わって疲れきったエリオが部屋へと戻った。
「~~~~~っ」

抑えた声で適当に声を付けて息を吐き出す。
別に気が振れたわけではない。
ベッドに倒れこんで今日の訓練の疲れを抜いているのだ。
ただでさえ辛い訓練に最後の隊長たちとの模擬戦が体の疲れに拍車をかける。
だが自分で選んだ道、こんなことでへこたれてはいけないと体を起こす。
服を入れる棚から白いシャツとタオルを取り出して部屋を出た。
目的地はシャワールーム。
なんとなく先に寝転がりたくなってしまって順番が逆になってしまったのだ。
シャワールームに入ると仕切られた扉の奥から水が絶えず落ち続ける音が響く。
とりあえずエリオは脱いだ服を洗濯籠に、持ってきた服とタオルを脱衣かごの手前に置いておく。
扉を開けると手前のボックスで誰かがシャワーを浴びているようだ。

「お疲れさまです」

それだけ言ってそのボックスの前を通り過ぎる。
誰だかわからなかったため社交辞令としての挨拶だった。
しかし声をかけられた本人は頭に泡を乗せた状態で背の低いドアの上から腕をかけて顔をのぞかせる。

「おう、フォワードのちっこいのか」

エリオは高いところから顔を出されると見上げる他ない。
体が悲鳴を上げている今、正直なことを言えば顔を上げるのもおっくうなはずだ。
それに頭に泡を乗せているがために髪形もよくわからない。
誰だか判別をするのに何秒か頭をめぐらせた。
そして答えが出る。

「えっと、ヴァイス……さん。お疲れさまです」
「そんなに疲れてねえから二回も言わなくていいぞ」

ヴァイスは苦笑いをしてみせると顔を引っ込めてシャワーを浴びに戻った。
エリオも隣のボックスに入って二つのレバーをひねる。
無数の雫が顔面に注ぎ、見える範疇にない砂を洗い流していく。
顔に当たる雫は程よい温度で、撫でられていると錯覚を覚えるほどきもちいいものだ。

「……あ」

大切なものを忘れていたことに気づいたエリオは軽くうなだれる。

「ほれ」

簡単に隣から差し入れられたシャンプーボトル。
驚きを隠さずにエリオは礼を言ってそのボトルを受け取る。
少し出っ張っている台にボトルを乗せて、手に中の液体を付けると頭に持っていって泡立てる。

「あの、ありがとうございます」

エリオは出しっぱなしのシャワーで手を洗うと、ボトルを返そうと壁の上に届くように背伸びして表現する。
洗い流している途中だったのか何も言わずにボトルが仕切りの上を動いていった。
空気に当てられたか黙って頭の泡を育てるエリオ。

「まったく、お前はマジメだな」

どうせ泡なんて立ってないだろ、と言いながらヴァイスが今度はボトルを投げ渡す。
声に反応したエリオは上を向いてそれを受け取る。
一度泡を洗い流すと再び手に液を取って泡立てる。
今度は大きな泡が頭を包んでいく。
ある程度のところでシャワーで流すとボトルを返す。

「お前は……ったく」

ボトルを受け取ったヴァイスは隣のボックスをおもむろに出てしまった。
なぜだろうかと考える間にエリオのボックスの扉が開く。
そこに立っているのはヴァイス。
もちろんシャワールームなのだから裸だ。

「あ、えっ!?」

扉を閉めてうろたえるエリオを尻目にボトルの液を手に取る。
案外ふたりも入れるくらいには広いつくりになっているのだ。

「いーから前向いてろ」

おとなしく前を向くエリオ。
軽く手に液をなじませたヴァイスがエリオの頭をつかむ。
荒っぽくも全体をかくように回る指先。
エリオがむずがゆいと思うところにもしっかり届いている。
そろそろかと見計らってエリオは泡でもこもこの頭をシャワーのお湯に入れようとする。

「それを待て。少しそのままじっとしてろ、はげるぞ」

よくわからなかったようだがエリオはレバーをひねるのをやめた。
恥ずかしさを少しは感じたエリオだったがそこは男同士、それに前を向いているということもあって気にするほどでもなかった。
ただ、間が持たないのだけは辛いようだ。
しびれを切らしたのかヴァイスがしゃべりはじめる。

「おまえ、いつもそんな感じで髪洗ってんのか?」
「はい、そうですけど……?」

やっぱりと言いたそうにため息をつくヴァイス。
よくわからないエリオは首を傾げるばかりだ。

「いいか、シャンプーは泡立てた後に頭皮を洗ってやんなきゃなんねえんだ。たしかに髪も洗わなきゃいけねえがカスがたまるのは頭皮だ。それを取り除かねえと髪が抜けやすくなるんだ。おまえ、髪長めだからしっかりやんなきゃいけねえっつうのに適当に済ませやがって……将来後悔すんぞ?」

相槌を打ちながらエリオも髪がなくなるのは嫌らしいのでしっかり聞いていたようだ。
それに頭皮を撫でるシャンプーというのは気持ちいいもので、ヴァイスのやり方もそれぐらいいいものだったのだ。
だからこそ、それが真実なんだろうとエリオは信じる。

「ちなみにこの時間はシャンプーが染み込む時間を取ってんだ。ゆっくりやんねえとな」

もう頃合いになったのかヴァイスが再びエリオの頭に手を伸ばす。
くるくると撫で回す感触にエリオの顔がほころぶ。
髪の間を抜ける指がくすぐったいのだがやめられない、と言った具合なのだろう。
ひととおり撫でまわすとシャワーにエリオの頭をつっこんだ。
流している間もするすると指がエリオの髪をかき分ける。

「よし、っと」

髪をくしゃくしゃとかきまわして水をとばすとひとりで納得するヴァイス。

「あと俺出るけど、ちゃんと手順覚えとけよ。次忘れてても洗ってやらんからな」
「ありがとうございました」

ボトルを持って仕切った扉から出ていくヴァイスにエリオが挨拶をすると軽く手を挙げて答えて見せた。
充足感に溢れたエリオも体を簡単に洗ってそこそこに温まるとボックスを出る。
タオルで体を拭いて誰もいない脱衣所で服を着るとわいわいと他の隊員の人たちが入ってきた。
お疲れさまです、と会釈をしながらエリオは自分の部屋へと戻っていった。
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