Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ある日のナカジマ家 2

さて、2ですね

今回はお風呂での話ですね

どうなることやらw


で、2なのでもしかしたら3があるかも
二度あることは三度あるって言うし
はい、調子に乗りましたww

いったいこのふたりのスタンスはどんなもんなんだろう?
と思い始めましたw

ではどうぞー


エプロンを脱いだふたりは一旦着替えを取りに行って脱衣所で待ち合わせた。
部屋に戻る必要があるギンガと違い、バッグから着替えを取り出すだけだったスバルが必然的に早く着く。
「それにしてもお風呂かー」

普段、機動六課で訓練後は面倒だからとシャワーだけで済ますスバル。
お風呂という単語がやけに懐かしいようで胸を躍らせているようだ。
ナカジマ家のお風呂はこじんまりとしたものなのだがふたりで入れないこともない。
浴室と隔てられている扉を開けて現状を確認したスバルは少し首を縦にふったことを後悔しながら服を脱いでいた。

「スバルー」

コンコンとノック混じりにギンガの声が脱衣所に飛び込む。
その声を聞いたスバルは鍵をかけていなかったドアを大きく開けた。

「っ、スバル! 少し隠すとかしなさい!」

頬を赤らめながら大声で注意するギンガ。
うろたえる様子がどこか可笑しくてスバルは笑ってしまう。

「大丈夫だって~」
「もう、少しは恥じらいってものを覚えなさい」

ギンガは赤い顔で目のやり場に困りながら呆れたように息をつく。

「それじゃ、あたし先に入ってるね」

そう言うと扉を開けて何事もなかったように浴室へと入っていく。
スバルが前と変わらない場所においてあるシャンプーを使って頭を洗っていると扉が開く音。
それと同時にギンガの足音もスバルの耳に届く。

「あ、先に入ってていいよー」
「スバル、背中洗ってあげるわ」

そう言って、ギンガは見回して頭を洗っているスバルの後ろに回る。
自分で頭を洗って背中を他の人に洗ってもらうというのはとても速い。
もこもこの泡は背中と言わず体全てを包んでいった。

「んー、くすぐったいよ~」
「いいから、しっかり頭洗ってなさい」

わしゃわしゃと頭に泡を染み渡らせるスバルの体を撫でていくギンガの手。
すべるように動く手は肩、胸の下、腰、と洗っていく。

「や、やっぱり自分でやるよ」

目をつぶったままシャワーを頭にかけたスバルはギンガの手から泡立ったタオルをひったくって自分で洗い始める。
少し物足りなげなギンガはもうひとつのタオルで泡を立てると自分の体を洗う。
ひと通り洗い終わったスバルはシャワーで体についた泡を洗い流していく。

「先入るね~、あちちっ」

躊躇せずに足を入れたスバルの顔が軽くゆがむ。
うぅ~、とうなりながらお湯に浸かっていく。

「ふぅ~」

どうにか座るまでに至ったスバルは大きく息を吐いて落ち着いた。
余裕が出来始めるとスバルの視線はギンガへと向けられる。
泡に隠されていながらもそのプロポーションの美しさは失われることなくあり続けている。
ぼーっとスバルが見ていると髪を洗っていた手を止め、シャワーへと手を伸ばす。
細く引き締まった腕、しなやかに伸ばされる指、なによりその動きの流れが実に女らしい。

「ギン姉、きれいだもんなぁ……」
「ふぇっ!? な、なに言ってるの」

慌てたせいでお湯が出っ放しのシャワーノズルをお手玉するギンガ。
おかげでスバルの顔にもお湯がかかった。
顔を振ってお湯を飛ばすのは本能的なものだろうか。
泡を流し始めたギンガに湯船の端へ顔を乗せたスバルが言葉を投げる。

「だってほんとにきれいなんだも~ん」

泡を洗い流したギンガは軽く髪の水気を切って手首に巻いておいたゴムで髪を上げる。
そして湯船に一緒に浸かるとお風呂のお湯はすこしずつ溢れて流れていく。

「スバルだってずいぶん魅力的よ?」

面と向かって言われた言葉はスバルには免疫が少ない言葉だった。
口まで湯に入れてぽこぽこと泡を立てる。
ギンガはそれを見て口を緩める。
それに、と続けるとスバルの視線がギンガの笑顔を捉えた。

「胸だって大きいし」

突然のことにおかしな声を上げて飛び上がるスバル。

「な、なにすんのっ!?」
「ん、ちょっとしたお返し」

うれしそうに笑うギンガにスバルはされるがままである。
顔が赤いのはお風呂に入っているからなのだろうか。

「ふ~、そろそろ上がるわね」

ひとしきり満足したのか湯船を出るギンガ。
見送るスバルにしっかり百まで数えなさいよ、と言い残して出て行った。
着替えを身に着けるギンガは扉越しに言葉をしかける。

「ねースバル、夕飯食べれるようにしておくからねー」
「んー、わかったー」

小さく笑ったギンガはキッチンへと急ぐ。
そこには二人で作ったハンバーグの種。
まずはフライパンを温める。
そしてラードをひいて種を入れる。
崩れそうなスバルの作ったものは、やや手を加えて丈夫にする。
そして焼きあがったものにいっしょに作ったソースをかける。

「あとはお皿、と……」

振り返るとテーブルには並べられておいてある皿たち。
間抜けな声を出す前にスバルの声が聞こえたのはよかった。

「おいしそうだから待ちきれなくって」

えへへ、と控えめに笑ってひとつの皿を差し出すスバルにギンガもつられて笑う。
そしてその皿にハンバーグと切っておいたキャベツを添える。
盛り付けがギンガ、配膳がスバルという流れ作業でテーブルの上に夕飯が食べられるようになった。

「それじゃ」
「「いただきまーす」」

ふたりの箸の進みは速い。
ご飯に味噌汁おかずのハンバーグに白いご飯。
その間に箸休めとしての浅漬け。
たいした会話もなく速く動く箸だけが音を奏でている。
そしてお互い食べるものがなくなると箸を置いた。

「「ごちそうさまでした」」

一息つきながら洗う準備に移る。
ここでも運ぶのはスバルで洗うのはギンガだ。

「今日はもちろん泊まるのよね?」
「うん、そのつもりだよ」

がちゃがちゃと食器を鳴らす中、若干断定気味に話すギンガにスバルは否定する材料もなく簡単に答える。

「それなら一緒に寝ない? ちょっと掃除中にいろいろやっちゃったから散らかってて……どうかな?」
「うん、別にいいけど」

運び終わったスバルは洗った食器を拭いていた。
そしてそれも終わるとふたりでリビングでリラックスしながら訓練のことなどを話していた。
思わず話し込むと気づけば日が落ちてそれなりにいい時間になっていた。

「おーい、帰ったぞ~」

玄関から聞こえるのはいつもどおりしゃがれたスバルにとっては懐かしい声。

「おとうさん!」

スバルが寝転がっていたソファから走りだすと扉を開けたゲンヤに飛びついた。
首もとにぶら下がるために苦しいようにしか笑顔を見せられない。

「おーおー、ちぃったぁ成長したのか?」
「もちろん、だってなのはさんが訓練付けてくれるんだよ!」

嬉々として話すスバルを床に下ろすとゲンヤの腹がなる。

「そういや、俺の飯はどこだい」

おなかを押さえて台所の辺りを見るゲンヤだがその先には何の食べ物も上がっていない。

「「あ!」」

姉妹二人がそのことに気づいたのはゲンヤが渋い顔でふたりを見たときだった。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://featherjareru.blog79.fc2.com/tb.php/43-b243e5c4

«  | ホーム |  »

2017-06

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »

プロフィール

 

風切 羽

Author:風切 羽
あるチャットに出入りしてます
リクエスト受け付けているので是非
ちなみにこのブログはリンクフリーです
ご用の方は
hane.feather☆live.jp
☆を@にメールをどうぞー

 

FC2カウンター

 

 

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

 

 

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

 

QRコード

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。