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いつもそばに 二話

さ~て、こんばんは

時空管理局ラジオA'sはじまってます

といったところでユーなの2話ー

なんでしょうね、いちゃいちゃが足りないかな?
そこら辺は各自がんばってww

それにまだ3話もあるしw

さてさて不安をあおりましたが「いつもそばに」二話 はじまり~


ではどうぞ~


 ともかく入り口へと急ぐユーノは途中、作業をしている面々から茶化されながらもスピードを上げて飛んでいた。
 なにぶんユーノが急ぐときは来客、主になのはなことが多い。クロノは言うまでもなく、フェイトであってもここまで速いことはない。
「いたっ」

 見つけたなのはの姿は青と白の教導隊の制服のままで、この場に置いては目立つがゆえに見つけやすい。
 読んでいる本は視力の弱いユーノには見えないが「家庭の料理100選」と書いてある、いわゆるレシピ本。
 それと真剣な表情でにらめっこするなのはへとユーノが飛んでいく。
 近寄ってきたユーノを見つけたなのはは慌てたようにその本を閉じて後ろ手に持ち替える。

「なのは、ごめん。待った?」
「あ、別に待ってないよ」

 はにかむなのはにユーノからもよかった、と笑顔がこぼれる。
 くすくすと微笑みあうふたりには周りなんてどうでもよかった。

「前、ホテルでユーノ君と会ったでしょ。でもあのときあんまり話せてなかったなって思ってて、今ちょうどオフシフトだったから……来ちゃった」

 探るように少しだけ自分を落ち着けたなのはが言葉を紡いでいたが、最後はどうしてもこらえ切れなかったようで困ったように照れて笑っている。
 どこかまだ幼さが見え隠れするように感じるのはユーノの錯覚だろうか。

「お散歩いこっ」

 すっかり気が抜けた顔をしたユーノをやさしい手が誘う。
 無邪気に笑うなのはにすぐさま二つ返事でOKサインを出したいものの、ユーノの計算ではあいにくまだ仕事中のはず。
 まだ早いんじゃいか、そう思いながらも淡い期待を持って引かれた腕に着けた時計をちらりと見る。

「……あれ?」

―――15:30
 そうデジタル式の腕時計が示している。
 この時間は明らかにユーノの計算と合わない。
 しかしデジタル式のこの時計が間違えるとも到底思えない。まさか、いや、まさか、と軽い混乱に陥ったユーノに後ろから声がかけられる。

「あれ、どしたの?」
「アルフ」

 些細なことに頭を高速回転させるユーノにはやはりアルフの声は届かないらしい。
 手をとったはいいものの、ユーノの状態がわからず困ってしまったなのはが代わりに受け答える。

「なんだかユーノ君が固まっちゃって……」

 にゃははと笑うなのはだが、それもどこか控えめだ。
 アルフもジト目で固まっているユーノを一瞥、ため息。

「あー、テキトーに引っ張ってっちゃってくれ」
「え、えぇ……」

 やれやれと言いたそうに肩をすくめて見せるアルフにためらいつつも肯定の意思は見せてみるなのは。

「ひきこもりで寝不足、偏食までしてる不健康人間だからさ、外の空気吸わせてやってよ。もしなんか言われたら司書長補佐を信じられないのかって言っといてくれればいいから」

 おどけて笑うアルフは親指を立てていたずらっぽくウィンク。なのははそれがどこかおかしくて、笑ってユーノの手を引いたまま小さくうなずく。

「あ、そうだ。この本返してこないと」
「いいよ、それ借りてって」
「いいの?」

 さすがに無限書庫は重要な書類も多い。
 中の本を読むのは自由だが持ち出すには多くの面倒な手続きが必要なのだ。
 それを懸念してのなのはの言葉だったのだが自信満々と言ったようにアルフはない胸をそらせる。

「うん、伊達に司書長の手伝いなんてしてないしね。ちょちょいのちょいだよ」
「にゃはは、そうでした」

 ふたりで和やかに笑っていると、突然アルフの顔が固まった。まるで一時停止を押されたビデオのようなアルフが腕だけをなのはへと差し出す。

「ははは、番号見せてくんないかな」

 もとから勘のいいなのは、なるほどと納得するとそのまま借りる予定だった本を手渡す。
 本には今のところ8桁の番号が割り振られており、その番号を打ち込まなければ手続きが行えないのだ。

「いや、わるいね。たぶん帰ってくる頃には終わってるからさ」

 はは、と笑う顔はなんら不自然なくいつもどおり。
 なのはもよろしく、と一言。

「それじゃ、行ってきます」
「うちの司書長をよろしく」

 手を振るアルフに背中を向けてなのははパニックがそろそろ終息に向かいそうな司書長の手を取り強引に引っ張るのだった。
 口元は一つの言葉を紡いで。
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