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いつもそばに 三話

これで、ユーなの終わりこうしーんw

落ちてなくても要望がなければこれでおしまいなのだーw

さて、ユーなの3話目……
お待たせしてしまい申し訳ございませんっ!

ですがこうしてできましたので楽しんでいただけたらこれ幸い

どうぞよろしくおねがいしますw


ではどうぞ~

 手を引かれて歩く一定のリズムが心地よい振動を生み出す中、やわらかい暖かさを霞ませるじとりと伝わった嫌な感じにユーノの意識は引き戻された。

「うわ、あつ……」

 照りつく陽射し。
 まとわりつく熱気。
 意識したとたんにユーノの体からは汗が吹き出してくる。

「なのは、ちょ、ちょっと待ってくれないかな」

 外に出てどれほどたったのか、引かれる腕とは逆の腕で内ポケットから時計を取り出す。
 見てみると約20分といったところ。

「どしたの、ユーノ君?」

 振り向いて首をかしげるなのはに軽い不整脈。

「あ、いやなんでもないんだ」

 そう? と返すなのはに引きつった笑顔を返すユーノ。
 すぐに前を向いたなのははまたユーノの手を取ってずいずいと歩いていく。

「なのは、どこにいくのかな?」

 さすがにどこに行くのかわからないというのは不安なものでなのはの名前を呼ぶ。
 振り返ったなのはは満面の笑顔。

「ちょっといいところ♪」

 昔と変わらない、無邪気でまるで楽しさを分けてくれるような笑顔。
 結局行き先はわからないままだったが、子供のように純粋な笑顔にひとまずユーノは引っ張られることに決めた。


 引かれるまま、なのはが向くまま、手をつないだまま、その場所へとふたりはたどり着いた。

「じゃーん」
「……」

 手を広げて大きさを強調しようとなのはががんばっているところ、そこは休日には子供連れの家族が多そうなアスレチックパーク。
 屋外といえどもたしかに広い。
 全てのアスレチックを回るのには時間がかかりそうなほどに。

「どう、びっくりして声も出ないでしょ」

 現在16:23
 少々時間が経っていることに驚くユーノ。
 このままでは日が長くなっているとしても業務に支障が出る。

「あの、なのは。申し訳ないんだけど……」

 しかたなくこのままとんぼ返りになることを提案しようとしたユーノだったが、なのはの声にその提案は許されなかった。

「司書長さんは仲間を信じられないの?」

 寂しそうな顔で微笑みかけるなのはにユーノの言葉は止まった。
 たしかにその通り、ここで心配になって帰ったとしたらアルフを初め、たくさんの職員たちを信用していないことにつながるだろう。
 ユーノは口をつぐんで、代わりにまたなのはへ肯定の意味を持った笑顔を返した。

「うん、なら一生懸命遊ぼうっ!」

 その掛け声を合図にまたなのはに手を引かれるユーノ。
 そろそろユーノも引っ張られるばかりではいけないと感じたようだ。
 隣に走って並ぶと握られた手に力を込めた。


 走り抜けるように様々あるアスレチックをこなしてきたふたり。
 教導隊で腕を鳴らしているなのはには苦にもならない程度だったようだが、ユーノまでそうはいかない。
 運動不足に大きな温度変化、寝不足までが併発しているユーノにはとてもじゃないが辛いものだ。
 しかしなのはの手前、あきらめるわけにはいかなかった。
 息も切れ切れ、満身創痍で最後のアスレチックを終えると手を、一緒になのはと振り上げた。

「お疲れ様、ユーノ君」
「は、ははっ、そ、そりゃ、まだまだ、いけるさっ」

 こういう人のためなのだろうか、アスレチックとはまた違うところにちょうどいい高さの木とベンチ。
 ふたりしてそのベンチへと腰かける。
 なのははともかくユーノが危ない。
 座っても肩で息をするユーノは軽い酸欠なのか顔が青い。
 背もたれに寄りかかって上を向いている。
 なのはも多少は疲れてはいるが、そこまでではない。

「ユーノ君、大丈夫? なにか飲み物いる?」

 まさかこの状態で大丈夫なわけはないのだが、一応確認を取る。
 ユーノは答えるのもままならないのか首を横に振るだけだ。
 そうしてなのはも動かずにしばらく経つと、規則正しい呼吸音が聞こえるようになった。

「大人に見えたけど……まだまだこどもだね」

 まるで眠っているかのような姿になのはは微笑みながら声を出す。
 まさか自分が言いこそすれ、言われてしまうとは思っていなかったユーノ。
 何か言い返そうと思っても意識が白んで仕方がない。
 とりあえず顔だけでもなのはに向けようとしたユーノだったが、顔を向けて数秒経ったところでまぶたが完全に閉じたのだった。
 ただやわらかい感触がユーノの額にはあり、やさしい声がただ一言、耳に入っていった。

「おやすみ」
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コメント

うむ

どうも、ぷー太郎です。
拝見させてもらいました。
甘いですね、それも、砂糖一パック丸々入れた位甘い。
此処までラブラブのなのユーを見てしまうと、もう祝福してしまいたい位www
という訳でこれからも頑張ってくださいでは

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